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2011.06.02
小説「死のロングウォーク」
バックマン・ブックス〈4〉死のロングウォーク (扶桑社ミステリー)バックマン・ブックス〈4〉死のロングウォーク (扶桑社ミステリー)
(1989/07)
スティーヴン キング、リチャード・バックマン 他

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ここではないどこかのアメリカで、20歳にも満たない少年が100人選ばれた。
彼らが参加する国を上げての競技は「ロングウォーク」


ルールはたった一つ、歩き続ける事。


この小説は、あの有名なスティーブン・キングが若い頃執筆した作品です。
ただし有名になってから偽名で出したので名前は違いますがね。

昨今のデス・ゲーム系小説の元祖(かどうかは微妙ですが走りなのは間違いないです)にして
普及の名作と名高い本作。
デス・ゲーム系小説では必ずお勧めされていたので、とうとう読んでみたわけですよ。

少年達はひたすら歩き続け、速度が落ちたら警告される。
3回の警告を超え、次に速度が落ちたら問答無用で射殺される。
優勝者は1人、つまり99人が死んだ時点で終了となる。

シンプルなこの小説で何が見所かと言うと、少年たちの会話や生き方です。

こんな状況なのに、いや、こんな状況だからというべきか、少年達は歩きながら
自分の身の上を語り、時には笑い、そして死んでいきます。
逃げて殺される少年、兵士に反抗して撃たれる少年、仲の良くなった少年も、
そうでない少年も等しく死んでいきます。
それでも彼らはライバルでありながら、良き友人として、出会って1日と経っていない
少年と苦楽を共にしていきます。

それを道路の脇から見物する無数の人、人、人。
彼らは少年にチップを賭け、そして州の代表として声援を贈る。
「私達はウォーカーを歓迎します」と町々には横断幕が掲げられる。
少年達は手を振り、怒り、泣きながら、彼らの中を行くのです。

これをオチも何も無い小説と言うならそうだと思います。
スリルなんてほとんどありません、常に死が隣にあるような、非現実の夢みたいです。

ただ、これを読み終わった時、自分が生きている、歩いていることに心底ほっとするでしょう。

お勧めしたいですが、ややもすると中二病をこじらせそうなので分別をわきまえてからのが
良いと思います。
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