社会人には嬉しいお盆がやってきました。
…そう書くと「社会人に許された連休」みたいなイメージがありますが、
結局休んだ仕事は
しっかり持ち越されているので、心置きなく休める人は
少ないのではないかと思います。
その点おれは完璧で、GW始まって二日、
すでにやることが無い(←ここは読者が泣くところ
そこで思い出したんですよ、
俺の趣味は映画だったと(忘れる程度の趣味
「えー、地球さんてどんな映画見てるんですか?」
「レンタルでつまらない映画を少々、超大作には目もくれません」
…俺間違ってな
いやいやいやいや、大丈夫、大丈夫(何が?
丁度いい、最近見ていなかったし、ここはいっちょガツーンとA級の良作を見て、
「あー、あの映画知ってますよ」と言われる会話を会社でしてみようじゃないか。
…検索中…
ほうほう、ホラーで評価の高い「クライモリ」か…。
近親相姦で変異した食人鬼というか殺人鬼もの、うーん、パンチが効いてるな。
とりあえずこれと…、後はやっぱSFを借りよう、
夏だし(意味不明
…ツタヤにて。
くー、くー、クラー、
クラーケン…ちがう。
あったあった、これか。
ゴゴゴゴゴゴゴ…うん? 「クライモリ」ではあるが「禁猟区」だって?
サブタイトルは…
「あった」か、いや…
「なかった」か…。
パッケージをひっくりかえしてみると、森の中で往生したパーティが殺人鬼に襲われる
ストーリーが書かれている。
ふむ、「森」「殺人鬼」、キャストの人数は覚えていないが…
まぁ、カタカナで「クライモリ」なんてそうそう無いだろう。
バイオハザードのパクリみたいに有名な作品じゃないし。
しかし、
なんだろうこの違和感は…。奇妙な感覚を持ちながら、もう一つの映画(後でレビューします)と一緒に借りる俺。
調子の悪いPS2を強引に起動させてスタート。
■あらすじ
牧場の動物や牧場主が殺されるニュースを見て、
なんだかよく分からない気分になったヒロインは、
友達と一緒にその正体を探りに行く。
そこで
よく分からないけど友達に罵詈雑言を吐かれ、廃屋を探検してたら気絶して、気がついたら監禁
されているヒロイン
「君を守るためだ」とよくわからない男に言われて、脱出を試みるうちに、次々と友人に死者が出る。
■感想
なるほど、導入部分は
例によってサッパリですが、ここで食人族のテリトリーに入ってしまうわけですね。
監禁前に主人公予定だった人は殺されちゃったっぽいけど、きっと撮影班として連れてこられれた
オタク(英語でギークって言ってた)が良い所を取るに違い有りません。
しかし、ヒロインを監禁した男は、見るからに怪しく犯人ぽいなぁ。
捻ってくれるといいけど、安易なのもちょっと。
途中で、この廃屋(元教会)で働いていた男がエクソシストよろしくやってきます。
ありゃ、ギークが主人公になると思ったらこの
サンタマリアの名において系が主人公か(何系だよ
「ギャビン、君が犯人だな!」
「違う! やったのはヴィンセントだ!」
銃を突きつけ、監禁した男、ギャビンに詰め寄ります。
まさか、こいつが本当に犯人なのか…
…。
…あれ?
これやっぱりクライモリじゃねーよ!?普通に見てたけど、人食ってないし(食いちぎってるけど)、どっちかっていうと
人の命が会社のA4紙の扱いより薄い、
オクラホマミキサーが似合うホラーじゃない(どういう区分けだ
結局色々あってヒロインだけ助かったところで終了。
終わった後、調べてみたら「クライモリとは全く関係ない映画」でした。
A級作品を選んだつもりが、B級映画で、内容はC級で、
何かおかしいと思ったら、
映画の「ケイヴ・フィアー」借りた時と同じだ(リンクは前のレビュー
「あー、なんで、こんな事に」
「業って奴じゃないか?」
うるせーよスティーブ(数年ぶりに登場